
更新日 H20.07.14
一般に日本の住宅耐用年数は25年位だといわれています。
それに比べてアメリカの住宅で平均耐用年数が60年前後、ヨーロッパでは住宅耐用年数75年前後、イギリスに到っては平均100年を優に超える数値の統計が出ています。
この差は何処から生じているのでしょうか?
・気候風土の違いでしょうか?
・住宅建材や工法の違いでしょうか?
・建設会社(大工や現場監督)の知識や技術力の差でしょうか?
日本では法隆寺を始め数多くの歴史的建造物が数百年以上の実績を掲げてきました。
つまり問題は上記の様な理由では無いと云う事です。
では実際に欧米諸国の住宅と日本の住宅を比較した場合、具体的には何処に差が有るのでしょうか?
確かに 建材や気候風土の違いは有りますが、それ自体は然程大きな問題ではありません。
したがって原因は唯一点、住宅の定期的な調査(診断・検診)です。
日本では住宅購入した業者で住宅管理も行いますが、欧米諸国の8割強が建築業者と管理業者は区別しています。
実際、日本でも賃貸マンションのオーナー等は建築業者・仲介業者・管理業者を分けたりする事も屡です。
何も住宅建築業者と住宅管理業者を分けなければいけないと云う訳では有りませんが、その場合は家主自身が確りとしたチェックを行う必要が有ります。
本来、住宅調査(家屋診断)は瑕疵や劣化が発覚してから行うものでは有りません。
あくまでも人間同様、定期健診やハウスドック(House-
Dock)を受ける必要が有るのです。
どんなに素晴しい医者も治療をする気がない方や病院に訪れたがらない人には治療出来ません。
人間も住宅も年月が経てば、病気(劣化)や老化(老朽化)は避けられません。
せっかく建てた大切な我が家の寿命を延ばすのは家主の気持ち次第なのです。
とりわけ、その気持ちが我が家の健康管理が住宅の寿命アップに繋がります。
自動車の車検は事故や故障を未然に防ぐために、人間の定期健診は病気の早期発見や体調管理の為に、住宅の定期調査は損傷・劣化の早期発見(早期解決)且つ耐用年数向上の為に、是非検討してみては如何でしょうか?