
更新日 H20.07.14
アスベストは、日本の高度成長に欠かせない物でした、この事から先進国中最も遅い対応という結果を招いたとも言えます。そしてバブル崩壊以降の低コスト住宅に大量に使われているアスベストの有害性は、建築業界や国にとっても語りたくない真実なのです。
アスベストとの関連が明らかな疾病としては、次のものがある。
(1)アスベスト肺
アスベスト粉塵が吸入され、肺に沈着、繊維増殖が見られ肺機能が低下する疾患。
肺が線維化するじん肺症の1つ。
(2)肺がん
アスベストの繊維状の構造が細胞の遺伝子を物理的に刺激し、肺がんを発生させる
発病のメカニズムはまだ十分に解明されていない。
(3)悪性中皮腫
胸膜や腹膜にできる悪性の腫瘍。
潜伏期間は20年〜50年で、アスベストを吸い込んだ量と発病との相関は確認されているが、どれだけの量で発病するかは判明していない。
(4)良性アスベスト胸膜炎
せき、呼吸困難の症状が出る場合があるが、ほとんどが自覚症状がない。
(5)びまん性胸膜肥厚
胸膜炎が発症すると、胸膜が癒着して硬くなり、肺のふくらみを阻害し呼吸困難をきたす。
2004年時点でCAS(米国化学会)に登録の化学物質は2400万種類で、1日に4,100も増加し続けています。ACGIH(米国産業衛生専門家会議)ではこれらの化学物質に対して発がん性評価としてA1〜A5に分類しています。
アスベストは最も危険な「A1」に分類されています。